<松>を育てるように

日々思うこと

 

前回は、「ミスを通して成功を悟る」ということについてお話ししました。

ミスを通して成功を悟る

 

しかし、自分の弱さ・足りなさにぶつかった時、それを直視することは簡単ではありません。

連続してぶつかったりしてしまうと、どうしてもへこんでしまいますよね。

 

しかし、神様は、人間が弱いこともご存知です。

だから、神様から学んだ鄭明析先生は、私たちが自分自身の弱さ・小ささに悩む時には、いつもこうおっしゃいます。

「月明洞のように自分を作りなさい。」

 

この言葉、分かってみると、とても僕たちの心に力を与えてくれる一言なんです。

 

 

 

 月明洞とは

 

月明洞(ウォルミョンドン)とは、鄭明析先生の故郷の名称です。

この月明洞は、もともと、そこで暮らすのが本当に困難なくらいの田舎だったのですが、

鄭明析先生が神様から構想をもらい開発するようになりました。

これが月明洞のビフォーアフターです!!

下の写真は、上の写真の右下の方から左側に向かった見た方向で撮ったものです。

 

まったく別の場所のようではありませんか?

これが月明洞のように作るということです!

 

…とはいっても、具体的にどういうこと指すのか、これだけでは分からないでしょうから、

今日は、月明洞に存在するものの中から、<松>をピックアップしてお話しします。

 

 

 

 月明洞の<松>

 

月明洞には、いたるところに松があります。

どれも、とても立派で美しい松です。

 

しかし、この松も、はじめから生えていたわけではありません。

上の開発前の写真を見たらお分かりのように、そもそも月明洞の周りは「はげ山」ばかりでした。

 

つまり、なぜ今、このように松が豊富に存在しているのかというと…

鄭明析先生が自ら植えたからなのです。

 

聖書では「人」を<木>と例えて表現している箇所がたくさんありますが、

松の木には、

・常緑樹 =枯れない、いつも青々としている

・一度育ったら樹形が変わらない =天の前で変質しない

という意味があります。

 

鄭明析先生は、一本一本を、<一人の人間>のように貴重に思って、植え・育て・管理してこられました。

 

いまでは立派な月明洞の松の木も、

最初は「手首」や「太もも」ぐらいの細さだったそうです。

 

だから、「お前はいつ大きくなるのか?」と言って失望することもあり、また

植え替えるのが大変で、力が尽きて気絶するかのように倒れることもあったりして、

「もうやめよう」と言いながらも、やって、またやったそうです。

 

そんな月明洞の<松>を通して、<自分>を育てる秘訣を学ぶことができます。

 

 

 <松>の育て方

 

このように、松の育て方について話してくださったことがあります。

 

<月明洞の松の木>も、祈るだけでよく成長するのではありません。

手をかけて管理をしてこそ、よく成長します。

その時その時剪定をしてやり、毎年木の下を掘って、木1本当たり10~20袋の堆肥をやります。

全部合わせると数千袋になります。

 

これを、<自分>にあてはめるとどうなるでしょうか。

 

⑴ たっぷり堆肥を与える ⇒ たくさん真理を知り、悟ること

自分を育てるためには、良い考え・正しい考え(真理)を学ばなくてはなりません。

まずは、<神様の考え>をたくさん受けてこそ、「自分の限界」を超えることができます!

 

⑵ 剪定する ⇒ 自分に悪い考え、間違った習慣を捨て去ること

松を太く、立派に育てるためには、不要な小枝を剪定し、幹に栄養が行き届くようにしなくてはなりません。

<人間>これと同じです。

いくら、根から栄養を吸い取ったとしても、自分の直すべきところを改めなくては、長所が輝きません。

 

 剪定の様子

 

 

実際の剪定の様子です!

死んでいる枝、細い枝を切っていきます。

 

剪定する前は、「フツーの松」ですが、

選定し終わった後、もう一度見上げてみると、

「形の整った美しい松」になっています。

 

このように、自分自身の『死んでいる枝』を、随時、切り落としながら成長させれば、

太く立派な人格に磨くことができます^^

 

 最後に

 

 

松の木、一本一本に働きかけ助けるように、聖三位は松の木よりもっと貴い私たちの人生を、いきさつをもって助けてくださることを知らなければいけません。

 

<松>も、堆肥を上げ、選定してあげたからといって、

すぐ立派な姿に成長する訳ではありません。

 

鄭明析先生がされてきたように、何度も何度も、管理しなくてはなりません。

 

神様も、私たちの弱いところ・足りないところがすぐさま変わるわけではないということを分かっていながらも、

私たちの成長した姿をいつも想像して、どんな時も希望で育ててくださいます。

 

鄭明析先生は、自らの手で<松>を管理し、育てられましたが、

ただ<松>を育てたのではなく、そのことを通して、深い人生の悟りを教えてくださいました。

「月明洞のように作りなさい。」という一言は、まさにこのような先生の思いが込められている言葉だと思います。

 

自分自身も、<月明洞の松>のように、

最初は「手首」くらいの細くて、小さい人間だったとしても、

神様の御言葉どおり、実践し、直していけば、美して立派な人間になることができます!

 

もし、失敗して、落胆してしまったときは、

<月明洞の松>を思い出してください^^

 

 

 

投稿者プロフィール

yuno
大学院生。弁護士を目指して勉強中です。
最近のマイブームは、アロマ。大阪在住。