”お金”という責任

日々思うこと


コロナウイルスで世間はどんどん個人の時間が多くなってきてますね。
在宅勤務に様々なもがきを覚える方も多いのではないでしょうか。

そんな僕も今月からM2の学生でありながら機会があってRA(Research Assistant)として大学から給与をいただきながら研究ができるようになりました。
経済的な麺は心配しなくてよくなった一方、「お金をもらって研究する」と言うことはどういうことなのかと最近改めて考えていました。
そこで最近なるほどと思った考え方があったので紹介します。

今巷では大童澄瞳さんの「映像研には手を出すな!」という作品が話題になっており、僕もアニメを見させていただきました。
本作は映像制作の部活動としてアニメ制作に奮闘する高校生3人の物語ですが、
僕は純粋に好きなものを探究して新しい作品を作る彼らの姿に研究と似た精神を感じ、とてもクリエイティブな刺激を受けました。

その中でも資本主義で頭がキレるプロデューサー的立場の金森さやかという人物がこのようなことを言っていて「なるほど」と思ったのです。
「仕事に責任を持つためにお金を受け取るんだ」
「お金は依頼した仕事のできを保証させるためにあるんです」
「お金をもらう以上私たちは仕事のできを保証する義務が生じる」
これを通して僕も院生という立場でありながら「お金をもらいながら研究できる」という楽な気持ちだけでいてはいけない、
そのために面接もして相手は少なくとも研究する自分に経済という形で投資してくれているということを考えたときに
自分の日々の時間に「お金」というより社会的に分かりやすい”責任”が伴ったのだと思うようになりました。
だからちゃんと相応の成長をして、研究しないといけないな、と思ったわけです。

コロナウイルスの感染予防のため僕の大学でも研究やミーティングは可能な限り自宅でやるようになりやりづらいところもありますが、
改めて自分の研究にしっかり向き合い、たくさん学びを得たいなと思う今日この頃です。

投稿者プロフィール

素粒子兄弟
素粒子兄弟
東北大で素粒子物理学を研究しています。
物理学を「面白い学問」で終わらせないこと、そこから「人生のなかで核心となる精神」を学んで生きることが僕の哲学です。

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東北大で素粒子物理学を研究しています。 物理学を「面白い学問」で終わらせないこと、そこから「人生のなかで核心となる精神」を学んで生きることが僕の哲学です。

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