映画作りで神様の心情を悟る
3月16日の夕方に、教会で栄光行事を捧げます。
私はキャンパスの卒業生と共に卒業式という形式で栄光を捧げます。
卒業生入場から門出の言葉など、卒業式さながらの出し物をします。
式次第の中には卒業制作発表があり、短編映画を放映します。
卒業生の中で霊的に最年長ということもあり、私は映画監督を務めました。
1週間前から撮影を始め、4分弱の映画を作り上げました。
撮影には人数が必要で、出演者の予定を合わせるのが一番大変だったかもしれません。
だけど、映画作りは楽しいもので、投げ出したくなることはいっさいなかったです。
いつもの自分なら大変なことに直面したら、微塵ほどでも投げ出したいという思いは出てきたはず。
自分が好きで行なうことの威力を実感しました。
また、映画を作っていると細かいところまで目に付くようになります。
明るさ、表情、体の向き…など本当にいろいろ気にして、繊細になりました。
編集作業も繊細にやることで、かなり時間がかかったと思います。
その分、自分でも「いいね」マークをつけたくなるような好作品ができたと感じています。
4分弱の映画を1週間かかったことで、2時間映画が数年かけて完成するのも理解できました。
機材や編集機器のクオリティもはるかに違う点を踏まえて時間がかかることもあるのでしょうが。
映画を作る人は、自分の映画を見て感動して涙を流すという話を聞いたことがあります。
細かい所まで神経を使って製作するから、愛着が湧くのでしょうね。
完成したものを見たら涙が出るのも分かります。
きっと神様も人間を創造した時も似たような心情だったのかと思うと、少し嬉しくなりました。
人間の体も繊細に作られているし、心も繊細です。
繊細に作られた人間が完成した時、神様が涙を流される心情が映画を作ったことによって伝わってきました。
神様に栄光を捧げようとして作ったものでしたが、神様から恵みを与えられる経緯になりました。
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