研究室の最後。PCの初期化を通しての悟り
ついに2月28日をもって、研究生活に終止符を打ちました。
最後まで研究を進めて後輩に引き継ぎました。
パソコンのデータもバックアップをとり、
自作のプログラムの扱い方の説明も記述して、
研究室を飛び立つ準備は万全にしました。
最後は3年間お世話になったPCを初期化する作業だけ。
残すデータはないのか最終確認をして、いざ初期化!
初期化がどれくらい進んでいるのか、パーセンテージで画面に示してくれるんですけど、
30分経っても1%しか進んでいない...
初期化している間に後輩とお話をしていましたが、21:00にもなり、お腹が空いたので外食へ。
外食から帰ってくる頃にはPCの初期化は完了していることを期待してお腹を満たしにいきました。
後輩とごはんに行ったのは初めて。
面と向かって後輩とじっくり話すのが新鮮でした。
うちの研究室はドライな雰囲気だったのですが、その子はなんとか皆と打ち解けたいと思って先輩の部屋、後輩の部屋にたくさん出入りしていたようでした。
この話を聞いて感動しました。
最後の最後でこの子の努力を知れてよかったです。
ご飯を食べ終わって、研究室に戻り、PCの画面を見ました。
進行度2%
え!?
びっくりしました。
けれど、5分もしないうちに一気に100%までにいきました。
あ、こういう感じなのか。
自分式にたくさんカスタマイズしていたので、まっさらな状態にするのが大変だったのかもしれません。
これはPCだけじゃなくて、人間にも同じことが言えると思いました。
人間も罪を犯したら、悔い改めるまでが大変です。
自分の罪を認めて悔い改めたらスッキリするのですが、罪に気づいたり、認めたりする初めの段階ってもがきますよね。
そうやって、初めの段階を抜け出したら、あとはスーっと悔い改めることができるよなーと自分が体験したことを思い出しました。
PCくんもきっと最初の1~2%はたいへんだったのでしょう。
今までお世話になった教授や同室の学生たち、PCなどの研究機材も与えてくださった学校にも感謝します。
そして、全てを統括してくださった神様と主に感謝します。
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