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日々思うこと

今日は、摂理の価値観を一つ、紹介したいと思います。

「個性」についてです。

 

世の中でも、「個性を重んじよう」という風潮はあると思います。

もっとも、「一人ひとり、貴重な個性の持ち主だ」と建前上、言ったりしますが、

実際は、人をパターン化・タイプ化して接しているのではないかと感じます。

 

特に、多くの人間を観察してきた人ほど、「パターン化・タイプ化」してがちです。

「こういう人は、過去の経験からして、こういうタイプ。だから、できる/できない」という感じに。

 

また、日本だと、集団全体の和を乱すような協調性のない人は、ひどく糾弾されますよね。

「個性を重視」といっても、実際は、「いい子」とみなされるパターンの人が評価を受けるようなことがほとんどだと思います。

 

人によっては、個性云々の前に、「容姿」によって差別または不利益的な扱いをされて、

つらい思いを経験したこともあるかもしれません…。

 

 

こういう社会の中で強く生きるためには、「自分を受け入れる」ことが必要と言われたりします。

しかし、他人から評価されない中で、どんな基準をもって自分自身を自ら評価することができるでしょうか?

他人から「No」と言われるのに、自分は「Yes」ということができる、そのモチベーションはどこから湧き上がるでしょうか。

 

強烈な反骨心が原動力になるのかもしれませんし、

また何か見える形で成功を成してはじめて「自分は価値がある」と自分を認められるのかもしれません。

 

しかし、他人を見返してやろう!というモチベーションで努力し、成功したとしても、

その先に本当に幸せがあるでしょうか。

心を満たす喜びがあるでしょうか。

 

 

鄭明析先生は、「神様」の視点で、人間を見た時、どれくらい価値があり、貴重な存在なのかを教えてくださいます。

私たちは、「自分の価値」を見出したくて、必死になって努力しますが、すでに私たちの「価値」を見出してくださったいる方がいらっしゃいます。

それが、人間を愛して創造した神様です。

 

その神様の愛を知った時、

どれだけ自分が狭い視野の中で、もがいて、苦しみながら生きていたのか悟るようになると思います。

 

 

摂理を導いている、鄭明析(チョン・ミョンソク)先生は、「人間の価値」に関して、次のようにおっしゃいました。

 

 

<人間>は数十億とおりの「個性」がある。だから数十億とおりにそれぞれ「美、美しさ」を見る。

よく人々は鹿が美しいと言う。だからといって、ウサギは鹿のような形ではないけれど、ウサギが美しくないとは言えない。ウサギはウサギのような形であってこそ、その存在物の個性どおりに「美しい。いい形だ」と言う。 ウサギは目が大きく、しっぽが短く、耳が長く立っていなければならないのに、耳が猫のように短かったり、目が象のように小さかったりすれば「不細工なウサギだ」と言うだろう。

<その存在物の基準>に「どれだけ似ているか」によって、その存在物の美と美しさが左右される。

……

<食べ物>は「形と形象」より、「味」を「美」と思って好む。 例えばスイカは丸いものもあるし、長いものもあるけれども、その「形と形象」より「味」のことでもっと好み、「味の美」を備えたと言う。

<人間>も「容貌」より「人生の味、個性の味」がもっと大きい

 

 

かっこいいですね~!

 

もう一度言います、

<人間>も「容貌」より「人生の味、個性の味」だ!!

 

見た目よりももっと大きな美は、何かというと、

<どれだけそれにまつわるさまざまな物語と御心と経緯があるか>だ、とおっしゃいました。

 

神様とどれほど多く、深い経緯をもっているか、これが神様から見た時の、「個性の美しさ」です。

 

鄭明析先生は、数万、数十万人といった多くの人にメンタリング(自発的な変化を促す指導)を行ってらっしゃる方ですが、

人を、<容姿>で判断することなく、

また、過去の経験から「こういうタイプの人」と決めて付けて接することもなさいません。

 

一人ひとり、異なるバックグラウンド・経緯を持った「個性体」だと考え、

貴重に接してくださいます。

 

これは、先生が多くの人から尊敬と信頼を集める理由の一つです。

 

 

 

僕は、摂理に導かれるまで、「リーダー的ポジション」につくことが多いタイプの人でした。

そのため、他人に対して(無意識的に)優越感を覚える時も多かったのですが、

一方で、自分よりも優れた「リーダー」タイプの人に出会ってしまうと、抗えない劣等感を覚えるしかありませんでした。

やはり、「個性」で自分を見れなかったからです。

 

鄭明析先生に、御言葉で教えてもらったおかげで、

「自分にしかできないこと」が世の中にはあるし、

神様にとっては、「まさにこの自分」が大切で、貴重なんだなと知るようになり、他人と比較して一喜一憂することはなくなりました。

 

人生についてアドバイスする指導者は現代に多くいますが、

鄭明析先生のように、はっきりと人生の問題を解き、価値観を変えてくれる人物に出会えたことが、私の人生にとって代えがたい財産だったと心から思います。

 

これからも、神様と共に人生を生き、自分の個性をもっと美しく磨いていきたいです!

 

 

投稿者プロフィール

yuno
大学院生。弁護士を目指して勉強中です。
最近のマイブームは、アロマ。大阪在住。